宮原医院 心療内科
 トップページお知らせ(コラム)>老年診療内科のミニ勉強会 第3回「clock drawing test (CD test) について」
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宮原医院 心療内科所在地

〒519-2704
三重県度会郡大紀町
阿曽2270

電話:0598-86-3555
Fax:0598-86-3505

休診日
木曜・日曜・祝日・土曜午後

診察時間
9:00-12:00/14:00-17:00
※1 土曜は9:00-14:00
※2 午前11時からの1時間と午後2時からの1時間は、初診の方専用の診療時間とさせて頂いております

お知らせ

● 老年心療内科のミニ勉強会
   第3回「clock drawing test (CD test) について」

一般の方にはあまりなじみのないスケールでしょうが、アメリカでは痴呆のスクリーニング、診断法として確立しているものです。やり方は白い紙、鉛筆を渡して「時計の絵を書いてください」という、シンプルなものです。それで痴呆の約50%の方がひっかかります。

採点方法はいろいろありますが、僕は大府市にある共和病院の河野和彦先生(痴呆の専門医で、著書も多く、僕も月に一回は外来に同席し、その診療を見させてもらっています。このHPにもリンクさせてもらっています)のとっている採点方法を採用させてもらっています。正常な方は満点を取りますが、少しでもおかしいとあやしいです。特に河野先生がアルツハイマーパターンと提唱されている間違え方をする方は、どれだけHDS-R(第2回勉強会参照)が高くても痴呆、特にアルツハイマーを疑います。

理由は、アルツハイマーでは、HDS-Rなどのいわゆる言語性知能よりも、実際時計など書く、という行動の異常(動作性知能などといいます)が先に表に出てくることが多いからです。ですから、「Aさんは最近おかしなことをよくするけど、記憶力がいいから、まだぼけてしまってはいないだろう」というのは間違いで、そういった方に時計の絵を書いてもらえば、普段の記憶力のよさ、話をしていても問題を感じない態度などとは裏腹に、徐々にアルツハイマーが進行していたりする人をいち早く見つけられます。

当院ではより細かくCD testを行い、より正確に診断しています。一般の方にもよくわかるようにかみ砕いてこの前ケーブルテレビで放送しました(地域によっては、ですが)が、テレビを見ていない、或いは放送されていないという地域で、このようなことに興味のある方が見えましたら、来院されてご相談くだされば、DVDかビデオをお貸しします。といいましてもともに一部ずつしかありませんので、ほかの人が借りている場合もあります。あらかじめ電話などでご確認の上、ご来院いただければ幸いです。

2004年12月3日

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