●第71回「コロナ禍のストレス発散その後（続報）」

コロナ禍が想像以上に長引き、皆様お疲れのことと存じます、宮原医院副院長の宮原です。長らくこのコラムも更新しなかったので、久しぶりに書こうと思います。現在もですが、この2-3年はコロナに振り回され、大変な日々を皆さん送っておられることでしょう、僕もその一人です。このコラムの「第７０回」では、コロナ禍におけるストレス発散を探る、といった記事を書きました。今回はその時に書いたことのその後（続報）をご報告したいと思います。

まずは「シャワーヘッドの交換、その後」から語ってみますと、結論から言えば、相変わらず「いい感じ」です。汚れは取れてきれいさっぱりだし、保湿・保温効果もあり、湯冷めしません。僕の使っているシャワーヘッドは確か１万円位したものと記憶していますが、もっと高価なものにもチャレンジしようかどうか迷っている今日この頃です。現在のシャワーヘッドでも満足しているので、無理して高価なものに変える必要もないと今のところ考えておりますが、「打たせ湯にもなる機能が付いたものが欲しい」と思えば、買い替えるかもしれません。その時はまたご報告します。

二つ目として「燻製つくり」もご紹介しました。これはその後どうなったのかといいますと…実は今は作っておりません。市販のではなく、わざわざ段ボールでスモーク容器を手作りし、一度に大量に作れるようにして、一回は本格的に作ってみました。しかし、スモークの出方が「これくらいかな？」と思う程度では、あまり香りも色も食材に付かず、「これでもか！」と煙を出すとすごく良いものが出来上がります。味も満足でしたが、そこまで煙を出して燻製を作った後、夜になって2階のベランダに干していた衣類を取り込んだら、見事なまでにその衣類にも燻製の香りが色濃く移っているではありませんか！さすがに色までは移っておりませんでしたが、隣近所にも外に服を干している家がありましたので、かなりご迷惑をかけたのでは？と考え、以後、自宅の庭では出来なくなりました。キャンプ場とかでするものなのでしょうかね、ああいったものは、と思う今日この頃です。

以前ご紹介しました上記2つのほかは、やはりコロナ禍ですので、家でできるもので何かないかと探しまして見つけたのが、「本の整理」です。例えば医学雑誌の中の、一つの発表に感銘を受け、「この発表はいつか困ったときに読み返さなければならない。とっておこう」となりますと、結局その雑誌は何年も捨てれず、我が家の書斎の肥やしとなってしまいます。この度、診察室のPCがかなり古くなり、今まで使っていたiPadも含め、買い替えたのを機に、上記のような雑誌をバンバンスキャナーで取り込んで、メモを張り付けるような感覚でため込める「エバーノート」というアプリに保存していき、書斎の雑誌を捨てていこうと決めました。本を切らないでも取り込めるスキャナーも購入して、それこそ一日10冊とかのペースで必要な記事だけエバーノートに取込み、その記事を探す際に役に立ちそうなタグ（キーワードのようなものです）をいくつかつけては保存しています。最近のスキャナーの機能・技術や、久ぶりに使ったエバーノートの性能もかなり向上しており、サクサクと作業が進んでおります。また、コロナワクチンの集団接種会場での問診も一部担当しているのですが、接種を希望する方が、欲しいと思うかもしれないといった情報もバンバンエバーノートに記録させていき、聞かれからすぐにiPadでそれに関する情報をお見せしています。エバーノートのいいところは、雑誌などで得た情報と同様、Webで得た情報も同じ感覚で貼り付けられ、しかもその情報発信者がのちにその情報を消してしまった後でもエバーノートには残る、というところが素晴らしいです。最近では、「第2の脳」を持ったかのようになんでもエバーノートに張り付け、探しやすいように分類したり、タグをつけたりしていつでもすぐ出せるようにする作業に没頭しております。楽しいかと言われれば微妙で、終活でもしているような気分ですね。

といったところが近況報告となります。今回はあまり楽しい話ではなかったかもしれませんが、何かがご参考になってくれれば幸いです。それでは今回はこの辺で。

2022年4月1日