宮原医院 心療内科
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宮原医院 心療内科所在地

〒519-2704
三重県度会郡大紀町
阿曽2270

電話:0598-86-3555
Fax:0598-86-3505

休診日
木曜・日曜・祝日・土曜午後

診察時間
9:00-12:00/14:00-17:00
※1 土曜は9:00-14:00
※2 午前11時からの1時間と午後2時からの1時間は、初診の方専用の診療時間とさせて頂いております

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●第61回「テニスで怪我」

急に寒くなり、巷では風邪が流行って来た今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか、宮原医院副院長の宮原です。今回は怪我のお話を。

今までもお話ししていました通り、健康づくりとストレス発散のために、42歳の厄年の4月からテニスを始めました。現在テニス歴は4年半と少し経ったところということになりますが、ここまでやってきていろいろ判ってきたことがあります。それは、

  • ① 年齢により体力の衰えが想像以上:続けていけばとんとん拍子にうまくなるであろうと踏んでいたのですが、思っていたよりテニスは難しく、しかも体力を使うスポーツでした。それと、加齢により、体力や反応速度が落ちていくのには愕然とさえします。はじめは医師になって18年間、ろくなスポーツをしていなかったので、運動不足のせいだろうと思っていたのですが、週2回、それ以上やってもなかなかイメージ通りに動けません。それどころか少々うまくなっても体がそれをなかなか覚えてくれず、むしろ体力の低下により動けなくなってきました。こうなってきますと、運動不足でもテニスに即した動きに不慣れなせいでもなく、年のせいで覚えも悪く、身に付きにくく、それどころか体力はどれだけ熱中しても順調に低下していき、よっぽど効率よく練習したり、この年ならではの体の動きを身に付けないと上達しないということが分かってきました。
  • ② テニススクールではなかなか上達しにくい:スクールはストレス発散や皆で楽しく過ごすことを目的にしているところがあって、あまり間違いも指摘されず、相手のいやなところを突くようなことよりも、お客さんにより気持ちよく打ってもらって、ストレスを発散してもらうことが主目的のようです。だからこそ楽しいのですが、実際、僕が通っているスクールの上級者と言われている人も、大会ではほとんど活躍できていないようです。ただ、フォームは美しくなりやすいと思います。でも、結局そんなスクールでもラスト15分くらいはゲームをするわけで、そこでは試合勘や、相手の嫌なところを突くコントロール、気持ちよくなくてもミスをしないストロークなどがものを言い、3球に一回素晴らしいボールが入っても2回アウトボールにしてしまうならゲームに負けてそのレッスンは終了し、そんな日は後味悪い気持ちで帰途につくことになり、面白くありません。

というわけで、ぼくもそろそろ、よりゲームに即した方向にテニスライフを変えていこうと考え、それに特化したことをレッスンしているあるコーチにも教わることに数か月前からしました(と言いましても、月の半分くらいしか行けておりませんが)。そこでは気持ちいいストロークよりもいかに相手も裏をかくか、いかに嫌なところにコントロールするか、いかにミスを減らすかというようなことばかりをします。数か月したところ、スクールでも効果が出始め、もともと初中級コースから中級へ早く移るようにとコーチに言われ続けていたのですが最近とみに強い口調で出ていくよう言われ、そのコーチの勧め通り、中上級へコース変更をしようとしていたその時です!11/10のレッスン中に僕のレシーブが甘く、相手にスマッシュを打たれる展開となりました。なんとか一球拾いましたがかろうじて返した球がまたチャンスボールとなり、再びスマッシュ!それも飛びついて返しましたが再びチャンスボールとなり3度目のスマッシュが来ました!これまた何とか間に合いそうなところで飛んできたので何とかラケットに当てた、その瞬間に右足首がぐにゃっと内側に激しく曲がりました。一瞬、足首から先が無くなったのではないかという錯覚の後、激しく転倒し、ボールの行方を見るとネットを超えていませんでした。クソっと思ったあと、足は?と右足を見てみると無くなっているようなことはなく、ちゃんとついていました。「なんだ、何回かやっている捻挫か」と思い、転倒した恥ずかしさを押し隠すように堂々と立とうとしたその時、右足首に激痛が走り、「何かとんでもない怪我をしてしまった!」と悟りました。とにかく痛い、立てないのです。靴下を脱いでみますと、受傷直後なのにすでに外側のくるぶしが倍ほどに腫れ、コーチも「こりゃ、やばいやつかもしれん」と心配顔です。その場に妻が居合わせたので車を運転してもらい、急きょ近くの整形外科クリニックを受診しました。診察、レントゲン検査の結果、「靱帯損傷」と言われました。靱帯の一部が切れているかその靱帯全部が切れているかは判らないと言われ、添え木のようなもので固定し、痛み止め薬とシップが出ました。松葉づえもレンタルし帰宅しましたが、とにかく一時でも右足に体重がかけれません。右足に体重がかけられないとどのようなことが起こるのか、どれだけ不便かを現在身をもって体験中です。一言でいえば、想像以上でした。わずかな段差への恐怖、手すりのありがたみ、入浴の難しさ、車の運転の難しさ、買い物へ行った時の車いす、スロープのありがたさ、生活動線に物を置かない大切さ、そして家族の配慮のありがたみ・・・このようなことを痛感しました。僕は介護保険の介護度審査会の委員を10年以上しておりますが、例えば、「手すりの設置目的にて介護保険を今回申請した」などと、概要に書いてあったときに、お恥ずかしながら「手すりならホームセンターで適当に買ってきて、息子さんにでも付けてもらったらいいのに」といった気持ちも心のどこかにあったことは否めません。でも、健常者と手足が不自由な方では、手すりの用途が大きく違うことに今回初めて気付かされました。今の僕は、手すりに、大げさでなく全体重をかけます。そういう使い方をしますと、よっぽど頑丈な手すりで、しかもちゃんと固定されていないと手すりの役割を果たせないことがよくわかります。逆に、そうでない手すりをつけたところで、そのような使い方をしようとすれば、逆に危ないだけということを痛感しました。これだけでも今回、怪我をしたお陰でいい体験をさせてもらったなと思っております。

病状としましては、お陰様で受傷後、丸3日経った昨日の夜から、ようやく5mくらいは松葉づえなく歩けるようになり(そうやって歩いた直後に激痛が走りますが)、本日から車の運転もできるようになりました。皆さんも、お体の怪我には気をつけてスポーツの秋を楽しみ、また体力維持にいそしんで下さい。それでは今回はこの辺で。

 

いつもながら長文ご精読ありがとうございました。

2016年11月14日

 

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