●第45回 「ああ入院」
日中は夏のような暑さが続きますね、宮原医院副院長の宮原です。意外とこの時期の熱中症も特に高齢者では多いようですのでお気を付け下さい。
実は、私ごとなのですが、今週水曜から入院することとなりました。15年ほど前からコレステロールが高かったのですが、気にせず暴飲暴食の毎日を送っていたところ、人間ドックの健診にて、「胆のうの中に砂がある」と言われ、そのうちに「泥がある」と来て、ついには「石が出来た」といわれるようになりました。そうです、胆石です!。胆石の痛み発作というのは、「三大疼痛(激しい痛み)」の一つに数えられているほどの激痛です(ちなみにあとの二つは尿路結石と妊娠時の陣痛です)。この発作が、もうかれこれ7〜8回は経験したでしょうか。我慢強いと感心されるかもしれませんが、決してそんなことはなく、ただ、手術するのが嫌というか怖いのでしなかっただけなのですが、あまりに痛いので4/2に発作を経験した際に、ついに手術の決断をしました。テニスを始めたのも、この胆石と無関係ではなかったのですが、やはり一度できた石は、どれだけ体が痩せても石のままでした。せめて泥の時に始めていれば、と後悔していますが、今となってはあとの祭りです。
さて、手術の決意をしたものの、当院は完全予約制を敷いており、3カ月以上先にならなければ空いているところがありません。そこまで伸ばすのも決意が鈍りそうですし、また、次の発作も来るかもしれないということで、やむなく5月に予定していた博多での学会をキャンセルし、手術に充てることとなりました。
当院通院患者様におかれましては、5/22〜5/25まで休診のお知らせした紙を通院時にお渡ししていると思いますが、なんとかその期間内で帰ってこようと考えております。そうなれば、なんとか予約頂いていた患者様には、迷惑をかけずに済むと思いますが、何か予期せぬことがあるかもしれません。その時はご容赦ください。とにかく、患者様の気持ちになれる機会もそうそうないので、貴重な機会ととらえ、前向きにいろいろなことを吸収して帰ってこようと思います。また帰ってきましたら、レポートする予定です。
2013年5月20日
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