●第33回　「Y新聞に載る」

暑い夏、猛威をふるった台風の季節が過ぎ、一気に秋らしくなってまいりました。昼と夜の温度差が激しく、体調が悪くなりがちですが、皆様いかがお過ごしでしょうか、副院長の宮原です。さて、先日ある新聞社から認知症の患者さんをどれだけ診ているかのアンケートが送られてきたので、調べられる範囲でなるべく正確に記入し、お送りしましたが、そんなことすっかり忘れていた今月７日にその新聞社から配達物が届きました。何だろうと思い開けてみたところ、新聞が一部入っておりました。付いていた手紙には、アンケートの結果を新聞に掲載させてもらったことと、その一部を送るということと、アンケート協力への感謝がつづられておりました。そういえば、そんなの書いて送ったなあと、うつろながら思い出し、どのように載っているのか興味を持って見せて頂きました。まず、全国での結果が載っているところがあり、その中で当院はどの位置にいるのかと思い見ておりましたが、載っていません。三重県ではわずかに２医療機関だけしか載っていませんでした。「なんだ、アンケートに協力したところには載せようが乗せまいが一部送ってきた、ということか」と、がっかりしましたが、そのあと、違うページに東海地方の医療機関の同じようなデータが載っており、そこになんと、ありました、当院のデータが。載っている中では際立って多いというものではありませんでしたが、おそらくCTもない診療所としては、かなり多い方なんだとは思える数字でした。逆にいいますとCTもないなか、よその病院まで言って頂くのに嫌な顔一つせずに撮りに行って頂き、長らく通院して頂いている患者さんに改めて感謝しました。この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。興味のある方は、2011.10.2のY新聞をご覧ください（当院掲示板にも張ってあります）。それでは皆さん、食欲、読書、スポーツの秋を楽しんでください。僕は、小型青物・アオリイカの秋を堪能することとします。それでは今回はこの辺で失礼いたします。

2011年10月8日