● 第25回「2010年の始まり」
寒中お見舞い申し上げます、宮原です。まだまだ寒いですね、先週久しぶりに釣りに行きましたが、風が強くなかなか釣りにならず、寒いし、つらい一日で、キープしたのはマハタ一匹でした。
そういえば、このコラムの第23回で、東野圭吾さんの小説にはまっていることを書きました。その頃のタイトルは「読書の秋」で、秋だからよく読むのかと思っていましたが、その後も東野さんの作品は読み続け、いま45冊目を読んでいます(決して暇だとは思わないで下さい)。
ところで、今年の予想される大きなイベントとしましては、当院が3月より院外処方に移行するということです。前回の「ひとり言」にも書きましたが、はや一カ月前に近くなってきました。患者様には、診察時にお願いしているのですが、何卒ご理解とご協力をお願いします。僕は電子カルテですので、この一カ月院外処方に合うようにいろいろと対応を考えなくてはなりません。逆に言うと、2〜4月頃までその対応に追われ、それからは特に大きなことはなさそうです。あとは、再びフェルラ酸の治験を行うようお願いされているので、それをぼちぼちやろうと思っているくらいです。もし参加される方がおられましたら、お申し出ください。今回はより長い期間で経過を観察し、前回治験で試みた9カ月間を超えてもなお効果が持続するかをみるというものです。ただ、前回参加されました方はその期間も短かったせいもあり、基本的にフェルラ酸は治験期間中無料でお渡ししておりましたが、今回は有料となり、しかもより詳しい検査を加えます。臨床心理士が行う検査ですので、決まった日に来院できる方でないと難しく、それでも受けてみたいとおっしゃる方は、ご一報ください。アルツハイマー型認知症と診断されているか、その前段階であるMCIと診断できる方で、漢方薬を飲んでおらず、安定剤、抗うつ薬をほとんど飲んでいない方です。それでは今回はこの辺で。
平成22年1月26日
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