● 第14回「今年一年を振り返って」

　久しぶりのひとり言更新です。もう平成19年も残すところ僅かとなってまいりました。
急に寒くなってきましたね。皆さんもお風邪などしかないように楽しくお過ごしください。
　というわけで、今年１年を振り返ってみますと、今年は一番大きな出来事といえば、フェルラ酸の治験を行ったことです。サプロメントながらこのような小さなクリニックに治験の依頼が来ること自体想定していなかったので、驚きです。そして、快く治験を受けていただいた患者さんが殆どで大変ありがたかったです。また、治験を受けれない患者さんの中には自費で通販で買い求められ、いい結果を続けておられる方も予想以上に多かったのは何よりでした。このフェルラ酸の結果は何らかの形で来年の夏に更新される予定ですが、またこのHPでもお知らせしようかと思います。当院だけの手ごたえで言いますと、記憶障害の改善、あるいは低下の予防と意味においても優位な効果が出るか疑問です。しかし主だった副作用もなさそうで、認知症の周辺症状の改善には絶大な効果を得られた方も見受けられたといったところでしょうか。記憶障害の改善についてもたとえば早期にフェルラ酸を始めた方では優位な効果が統計上出る可能性もあるでしょうし、正確なことはこれからわかってくることと思われます。楽しみに待ちましょう。個人的には、12指腸潰瘍を患いまして、初めて胃カメラを飲んだことが一番印象的です。非常にうまいという評判の先生にして頂き、早く済んだのですが、それでも・・・つらいものでした。
　 それでは皆さん、良いお年をお迎えください。

平成19年12月14日