● 第12回「講演会について」
先日同門会に参加し、懐かしい諸先輩、後輩の先生とお話しをする機会があり、楽しく過ごせました。その中の何人かの先生から、『お前のHPは、「副院長のひとり言」のところしか読まない』と言われ、実に多くの先生が何気に見ておられるのだなと実感しました。逆にいい加減なことや、余計なことを徒然なるままには書けないなと、妙なプレッシャーを感じて、気がつけば前回更新から3ヶ月以上が経過してしまいました。上記の理由と、書くねたもあまりなかったもので、サボっていたのですが、久しぶりにキーボードを叩くことにしました。
さて、開業してから講演の話がよく持ち込まれようになりました。今年は7月に伊勢保健所の精神保健福祉研修の講演でうつ病と人格障害を、11月に松阪の公民館において、老人会で認知症の話にお呼ばれして、来年になるかと思いますが、大紀町で町民対象の認知症の講演をすることになっております。しかし講演と言うのは何度やっても気持ちいいものではないですね。特に地元では、知っている人も多いので、気を使います。大変は大変ですが、良く考えれば、宣伝にもなるし、福祉関係の人・地元の人と顔おなじみになっておくと言うことは大変メリットがありますので、これも仕事の一部と割り切ってやっているのが現状です。あと、紀伊長島と尾鷲のこころの健康相談も受けることとなりました。田舎の開業医としてはこれも大事な仕事だと思っております。特にこの地域は、おそらく三重県内で最もこういった病の偏見が強い地域だと思いますので、なおさらこういったことでの啓発活動は大事なのだと思います。ただ、大きな講演はこちらも疲れるので、年に3回程度とし、今年度はここまでとさせていただきます。あらかじめご了承ください。とにかく診療以外の仕事が増えてきました。上記のほかに三重県の自殺予防協議会のメンバーとなり、伊勢の自殺予防懇話会のメンバーで、介護保険の介護度判定委員、自立支援法の区分判定委員、養護老人ホームの入所判定委員もしております。僕も暇なようで何気に忙しいのです。それでは今回はこの辺で。
2007年6月13日
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